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インビザラインでの歯列矯正を成功に導く3つの処置

インビザラインでの歯列矯正を成功に導く3つの処置

インビザライン治療では、マウスピースを1日20時間装着したり、2か月ごとに通院したりすること以外にも幾つかの工夫が必要になることがあります。

処置① アタッチメントを付ける

「アタッチメント」とは、歯の表面に取り付ける極小のプラスチック製の突起のことです。マウスピース矯正を行う際に、アタッチメントをつける目的は、2つあります。
1つ目は、マウスピースが歯にしっかり密着するようにするためです。アタッチメントがマウスピースに食い込むことで、マウスピースが浮き上がりにくくなりマウスピースに組み込まれた矯正力が逃げてしまうことなく効果的に歯を移動させることが出来る様になります。
2つ目の目的は、マウスピースからの矯正力をさらに増強させ歯にしっかりと伝わるようにすることです。マウスピースが、アタッチメントを取り囲んで効果的に歯を動かす矯正力を加えます。アタッチメントは、すべて同じ形ではありません。三角形、逆三角形や長方形など、いくつもの形態があります。また、取り付ける位置や向きについても、歯の裏側だったり、縦向き、横向きであったりします。このアタッチメントも研究が進み絶えず進化しています。これらアタッチメントは、コンピュータが、マウスピースの構造計算を行い、それぞれのアタッチメントについて最適な形態や位置を選んでくれますが、最終的には、担当医が個別に設定、決定致します。それゆえ私共矯正歯科医は、効果的なアタッチメントで良好な歯の移動を達成するために絶えず研究、研鑽する必要が出てくるのです。

処置② エラスティックの使用

エラスティックを使用するとは、小さな輪ゴムをかける作業のことを言います。マウスピース矯正を行う際に、ゴムを利用する目的には大きく2つあります。
1つは、アタッチメントと同様に、マウスピースが歯にしっかり密着するようにするためです。アライナーを歯に押しつける力を発生することで、アライナーが浮き上がりにくく、密着しるようになります。もう1つは、マウスピースから加わる矯正力を増強したり、加わる矯正力の向きを補正することです。ゴム掛けを併用することで、治療計画の通りに歯が効率良く動くことをサポートすることができるようになります。

処置③ IPS、歯の間の形態修正

IPS、円盤もしくはリボン状になった器具を用いて、歯に影響を与えない範囲で歯の側面を研磨することがあります。「ディスキング」または「ストリッピング」と呼ばれることもあります。インビザライン治療を行う際に、歯のIPSを行う目的には大きく2つあります。1つ目は、歯のサイズを少しだけ小さくすること、歯の幅径を小さくすることで、歯の並べ替えが容易になります。もう1つは、隙間を増やすことを目的とする場合です。作られた隙間を利用して、前歯を後方に引っ込めたりする量を増やすことができるようになります。
IPSで磨く量は、歯に影響を与えない量でおよそ0.2~0.4ミリ程度。これは、歯の表層のエナメル質の1/5前後の厚みを研磨したことに相当します。つまり、ほとんどのエナメル質はそのまま無事に残っています。そのため、IPSを行った後に歯がしみるようになったり、虫歯の危険性が高くなってしまったりする心配のない範囲で調整する必要があります。歯の凸凹を治すためだけの目的で、むやみに歯を削る行為は、慎まなくてはなりません。やはり、一番初めの治療計画が重要になってくる矯正治療です。

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